第1週 明大2勝1敗 法大2勝1敗
9/11(土) 東大・松家、明大を2安打完封

完封勝ちした東大松家投手
東大 1-0 明大

東大松家が明大を2安打に抑え完封、開幕戦を飾った。松家は緩急を使った投球で明大打線を翻弄して6四死球を与えながなも見事な内容だった。打線も6回に松家の好投に応え、2死2塁から太田の適時二塁打で返し決勝の1点をあげた。東大の投手が完封勝ちしたのは94年秋の対立大2回戦に尾崎投手が完封して以来10年ぶり、明大戦の完封勝利は67秋の明大1回戦で橘谷投手が2対0で完封して以来37年ぶりのこと。

決勝適時打を放った東大太田選手
法大逆転で先勝
藤田 決勝本塁打

早大 1-3 法大

4回被安打1で勝利投手となった法大中野投手
法大が逆転で早大を下し先勝、対早大戦の連敗を6でストップした。1点を追う法大は6回、四球の走者を2塁に置いて大引の適時二塁打で同点に追いつき、2死3塁から藤田の左越本塁打で2点を勝ち越し一気に逆転に成功した。守っても福山、中野の継投で早大を1点に抑えた。早大先発の越智は6回に大引に打たれるまで法大を無安打に抑えていたが、甘く入ったストレートを藤田に痛打された。
9/12(日) 明大・清代完投勝ち 1勝1敗タイ

完投勝利の明大清代投手
明大 6-1 東大

明大の清代が東大打線を6安打1失点で完投勝利、1勝1敗のタイに持ち込んだ。初回西谷の犠飛で先制した明大は、7回に齋藤達、原島の連続適時打など3点をあげ試合を決めた。先発の清代は走者を背負いながらも要所を締め、9回に1点を失ったものの危なげなく完投。東大は中盤まで明大を上回る安打を放ちながらも後続が打ち取られ、得点を奪えなかったのが響いた。
早大逆転勝ち 1勝1敗タイ

法大 4-7 早大

勝ち越し三塁打を放った早大山岡選手
早大が逆転で法大を下し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。6回に連続押し出しで同点に追いついた早大は7回2死から連続四球で1、2塁とし、5番の山岡が右中間に適時三塁打を放って2点を勝ち越し、8回にも梁井の適時打などで2点を加えダメを押した。二番手に登板した宮本が1失点の好投をみせた。一方法大は押し気味に試合を進めたが、投手陣が二桁四死球を与え早大の逆転を許した。
9/13(月) 明大辛勝 勝ち点1
8回に3点差を逆転


東大 7-8 明大

リリーフで2勝目をあげた明大清代投手
明大が1点差で東大に辛勝、勝ち点を1とした。3点を追う明大は8回、田中啓の適時二塁打と倉持の犠飛で同点に追いつき、なおも2死2、3塁とチャンスを広げ東大升岡の捕逸で一気に2走者が還り逆転に成功した。4回途中からリリーフした清代が東大の反撃を2点に凌ぎなんとか逃げ切った。一方東大は3回に杉岡、藤熊の連続適時三塁打などで一気に4点をあげ逆転、中盤も追加点をあげ勝ち点をあげるかに思われたが、8回のバッテリーミスが致命傷だった。
法大中野 4安打完封 勝ち点1

早大 0-5 法大

4安打完封の法大中野投手
法大中野が早大打線を散発4安打で完封、法大が対早大4シーズンぶりの勝ち点をあげた。中野はコーナーをつく丁寧なピッチングで1四球、被安打4の見事な投球、打線も3回に松浦健の適時二塁打で先制、4回に2点を追加し、5回には再び松浦健の本塁打で早大を突き放した。早大は先発越智が序盤でつかまり、打線も元気なく完敗だった。
第2週 慶大2勝 法大2勝1分
9/18(土) 慶大18点圧勝 3本塁打含む25安打

東大 1-18 慶大

慶大打線が東大の5投手から3本塁打を含む25安打で18点を奪い圧勝した。慶大は3回、早川の適時打で先制、4回には中村の2ランなど打者13人を送り大量7点をあげ試合を決めた。守っても合田、守口、川口の継投で1点に抑える快勝だった。東大は頼みの松家が4回につかまり大敗。
5安打3打点の慶大早川選手(左)、2ランを含む3安打の慶大中村選手(右)
立法互いに譲らず延長12回引き分け

立大 5-5 法大

両校互いに譲らず延長12回、連盟規定により引き分けた。先制したのは立大、1回比嘉の適時打で2点を先制、同点で迎えた5回には3点を勝ち越してリードした。一方法大は7回に御手洗のソロなどで2点を返し、9回には松浦健の犠飛で追いついたが、延長に入り両チーム決定打がでず引き分けに終わった。
リリーフで好投した法大福山投手(左)、3打点をあげた立大比嘉選手(右)
9/19(日) 慶大 連日の大勝 勝ち点1

慶大 17-3 東大

2ラン本塁打を含む3長打の慶大岡崎選手
慶大が2試合連続の大量点で東大を下し連勝で勝ち点をあげた。慶大は2回日暮の先制適時打で2点を先行、その後は岡崎、早川の本塁打など16安打で17点を奪って東大を圧倒した。一方の東大は2回に木曽の2ランで一度は追いついたものの、投手陣が2試合連続の二桁失点で完敗だった。
法大先勝 平野貴、投打に活躍

法大 6-3 立大

投打にわたる活躍法大平野貴投手
法大が平野貴の投打にわたる活躍で立大を下し先勝した。1点を追う法大は6回、先 頭の西川が二塁打で出塁、続く植野ぼバントを日野が3塁に悪送球して無死2、3塁 とし、投手の平野貴が左越二塁打を放って逆転に成功した。平野貴は投げても三番手 として4回1/3を1安打に抑えてリーグ戦初勝利。立大は序盤でリードしたが、残塁 14の拙攻で法大の逆転を許した。
9/20(月)   法大延長12回、逆転サヨナラ勝ち 勝ち点2
リーグ戦通算1000勝

立大 8-9 法大

法大が延長12回、逆転で立大を下し2つ目の勝ち点をあげた。12回の表に1点を勝ち越された法大はその裏、1死から山下が二塁打で出塁、大引の内野安打で1、3塁とし、代打犬童の右越二塁打で同点、1死満塁と攻め、打者田中彰への立大日野の初球が暴投となり法大がサヨナラ勝ちした。法大は4回田中彰の3ランなどで一時は大きくリードしたが、9回に追いつかれ薄氷の勝利だった。一方立大は6点を追って8回に比嘉の満塁本塁打などで1点差とし、9回に押し出しで同点、12回には川上の適時打で一度はリードしたが、4番手の日野が抑えきれなかった。法大はこの勝利でリーグ戦通算1,000勝を達成した。

3ランを放った法大田中彰選手

満塁本塁打を放った立大比嘉選手
第3週 早大2勝 立大2勝1敗1分
9/25(土) 早大11得点で快勝 大谷 今季1勝目

早大 11-4 明大

勝ち越し犠飛の早大・伊地智選手
早大が2桁得点の猛攻で明大に先勝した。早大は初回、武内の犠飛で先制すると、同点に追いつかれた後の3回には伊地智の犠飛で勝ち越した。さらに5回には暴投と山岡の適時打で3点、7回には投手大谷の適時三塁打で3点を奪い、優位に試合を進めた。早大の先発大谷は走者を出しながらも要所を締め今季1勝目、7回途中からリリーフした宮本が粘る明大の反撃をかわした。明大は序盤の好機に決定打が出ず、試合の主導権を握ることができなかった。なお、この試合の9回表、早大の田中幸選手がリーグ戦初打席で本塁打を放った。

慶立 延長12回引き分け

慶大 6-6 立大

両校一歩も譲らず延長12回、連盟規定により引き分けた。先制したのは立大、1回多幡の適時打で先制した。しかし立大1点追加で迎えた4回、慶大は岡崎の2点タイムリーツーベースなどで一挙4点をあげ、逆転した。その裏、立大はエラーがらみで同点に追いつくものの、その後は両者決め手にかけ、延長12回を迎えた。ここで慶大は好投の平田に代わった小林を攻め、二死満塁から堤野のタイムリーで2点を勝ち越し、勝負は決したかに見えたが、その裏立大最後の攻撃で、高橋佑の起死回生の同点ツーランにより同点に追いついた。なおも攻撃は続いたが、4回からロングリリーフの日暮が踏ん張り、引き分けに終わった。

3回途中から8イニング無失点好投の立大・平田投手(左)と、延長12回勝ち越し2点タイムリーを放った慶大・堤野選手(右)
9/26(日) 早大 連勝 勝ち点1

明大 5-6 早大

初登板初勝利の早大八田投手
早大が連勝で明大を下し今季一つ目の勝ち点をあげた。3点を先制された早大は5回に山岡の適時打で1点、6回には本田、田中浩、武内の適時打などで一気に4点をあげて逆転に成功した。守っては三番手に登板した八田が好投、早大の逆転を呼び込んだ。八田はリーグ戦初登板初勝利。明大は3回に宇津野の本塁打などで3点を先行したが、6回に丹野、清代が痛打を浴び逆転負け、投手陣が踏ん張れきれなかった。
立大 今季初勝利

立大 6-1 慶大

リリーフで好投した立大小林投手
立大が逆転で慶大を下し5戦目で今季初勝利をあげた。1点を追う立大は4回、川上の適時打と敵失で逆転に成功、5回には比嘉の適時三塁打などで2点、8、9回にも下位打線で得点をあげダメを押した。守っては4回からリリーフした小林が好投、6回を3安打1四球に抑えた。慶大は2回中村の本塁打で先制したが、守備の乱れなどで逆転を許し今季初黒星。
9/28(火) 慶大塩谷 9回代打逆転3ラン
1勝1敗1分タイ

慶大 6-4 立大

代打逆転3ランを放った慶大塩谷選手
慶大が9回、塩谷の代打逆転3ランで立大を下し1勝1敗1分のタイに持ち込んだ。この回慶大は中村の内野安打と堤野の安打で1死1、2塁とし、代打塩谷が立大平田の4球目をライトスタンドに運び逆転、2死後池辺も本塁打を放って立大を突き放した。立大は初回に多幡の2ランで先制、その後も有利に試合を進めたが、今シーズン好リリーフを見せていた平田が最後につかまった。

塩谷選手歓喜のホームイン
10/27(水)
被安打3自責手0で完投勝ちした立大小林投手
立大 勝ち点2
小林完投

立大 4-1 慶大

立大が小林の好投で慶大を下し、約1ヶ月順延されていた4回戦に結着をつけた。初回立大は多幡の適時打で先制、3回には比嘉の適時打、5回にも比嘉が左中間に2点適時二塁打を放ち慶大を突き放した。立大先発の小林は慶大打線を3安打1点におさえ完投勝ち。慶大は投打に元気なく優勝をかける早慶戦前の大きな敗戦となった。

先制適時打の立大多幡選手(左)、3打点の立大比嘉選(右)

第4週 法大2勝 早大2勝
10/2(土) 法大 大量点で先勝
田中彰の2打席連続を含む5本塁打

法大 16-8 明大

法大が5本塁打を含む18安打で大量16点をあげて先勝した。初回法大は5連続安打で2点を先制、その後は田中彰の2打席連続ホームランや、大引の2ランなどで明大の5投手をつるべ打ち、リーグ記録の6本にあと1本と迫る5本塁打で圧倒した。明大は打線が踏ん張り8得点をあげたがあまりにも失点が多過ぎた。

満塁を含む2打席連続本塁打を放った法大田中彰選手

早大・大谷完封勝利

東大 0-2 早大

リーグ戦初完封勝利の早大大谷投手
早大大谷が東大打線を散発6安打で完封勝ち、早大が先勝した。早大は4回、1死満塁から大谷の内野安打で1点を先制、その後敵失で2点目をあげた。先発の大谷は制球良く安定した投球内容で無四球、被安打6でリーグ戦初完封勝利。東大は投手陣が好投したものの打線が要所を抑えられた。

10/6(水) 法大も快勝 勝ち点3
田中彰 2打席連続本塁打

明大 2-11 法大

法大が田中彰の2打席連続本塁打などで11点をあげて快勝、連勝で勝ち点を3とした。法大は4回、田中彰の2ランで先制、その後も普久原の適時打、満塁から大引の走者一掃の適時三塁打などで一気に6点をあげて試合を決めた。守っても中野、平野貴の継投で明大打線を2失点におさえた。一方明大は清代が4回につかまり、投手陣が1回戦に続く二桁失点で完敗だった。

2打席連続本塁打を放った法大田中彰選手(左)、4打点をあげた法大大引選手(右)
早大連勝 勝ち点2
宮本、齋藤の完封リレー

早大 8-0 東大

早大が武内の2ラン本塁打などで8点をあげ連勝で勝ち点を2とした。1回早大は山岡の適時打で先制、5回には武内の2ラン、7回にも武内、山岡の適時打で2点を追加した。守っても宮本、齋藤の完封リレーで東大打線を2安打に封じた。東大は3塁も踏めず完敗だった。

2ラン本塁打を放った早大武内選手
第5週 立大2勝1敗 慶大2勝
10/10(日) 東大・木村 完封勝ち
杉岡の適時打の1点を守る

立大 0-1 東大

リーグ戦初完封勝利をあげた東大木村投手
東大の木村が立大打線を散発6安打で完封、先勝した。東大の先発木村は変化球をコーナーに投げ分け、終盤のピンチも切り抜けて6安打、3四球で自身初の完封勝利。打線も3回に木村自ら二塁打で出塁、1死1、2塁から主将の杉岡がセンターに打ち返し虎の子の1点をあげた。立大は4回の2死満塁、7回の1死2、3塁などいずれも後続が倒れ1点が奪えず完敗。
慶大・合田好投で先勝
法大田中彰 今季6本目の本塁打でシーズンタイ記録

法大 2-3 慶大

好投をみせた慶大合田投手
慶大の合田が好調の法大打線を2点に抑え、慶大が先勝した。慶大は3回に堤野の犠飛で先制、6回にも中村の犠飛と敵失で2点を加えた。先発の合田は緩急をつけた投球で法大打線を翻弄、6安打2点におさえ、日暮のリリーフをあおいだものの見事な投球だった。法大は田中彰、西川のソロ本塁打で2点を返したが1点が届かなかった。法大の田中彰は今季6本目でシーズンタイ記録、法大は2本塁打でシーズン本塁打を18として連盟記録を更新した。
10/11(月) 立大快勝 1勝1敗タイ 平田リーグ戦初勝利

東大 2-8 立大

立大が12安打で8点をあげ1勝1敗のタイとした。初回立大は川上の2点適時打で先制、4回以降小刻みに得点を重ね、7回には高橋佑の2ランでダメを押した。先発の平田は8回を5安打1点に抑える好投でリーグ戦初勝利。東大は2点を返したが要所を締められ完敗だった。

リーグ戦初勝利をあげた立大平田投手(右)、先制適時打を放った立大川上選手(左)
慶大連勝 勝ち点2
加藤、日暮の継投

慶大 5-1 法大

慶大が加藤、日暮の継投で法大を1点におさえ連勝で勝ち点を2とした。1点を先制された慶大は4回、中村の適時二塁打で同点に追いつき、7回には1死2、3塁から野選で勝ち越し、続く堤野の右中間適時二塁打などで3点を奪った。守っては先発の加藤が7回途中まで1失点、リリーフの日暮も好投して逃げ切った。法大は松浦健のソロ本塁打による1点のみで完敗。

好投の慶大加藤投手(右)、適時二塁打を放った慶大堤野選手(左)

10/12(火) 立大逆転勝ち 勝ち点1

立大 7-5 東大

立大が逆転で東大を下し今季初の勝ち点をあげた。3点を追う立大は6回、無死満塁から押し出しと敵失で3点をあげ同点に追いつき、加藤の犠飛と比嘉の2点適時打で一気に6点奪って逆転に成功した。守っては三番手の小林が3回を無失点におさえる好リリーフをみせた。東大は木曽の適時二塁打などで3点を先行したものの、6回に四死球や失策で乱れ立大の逆転を許した。

勝ち投手となった立大三浦投手(左)、好リリーフをみせた立大小林投手(右)
第6週 慶大2勝1敗 早大2勝
10/16(土) 明大・清代 完封勝ち

慶大 0-3 明大

5安打完封勝利の明大清代投手
明大の清代が慶大打線を散発の5安打11三振を奪い完封勝ちした。双方無得点で迎えた7回、明大は1死2、3塁から清代が自ら右前適時打で先制、8回にも倉持、清水慎の連続二塁打などで2点を追加した。先発清代は走者を背負いながらも要所を締め今季初完封。慶大は8回も無死1、2塁の好機にクリーンアップが倒れ最後まで清代を崩せなかった。

早大・大谷完投
米田逆転2ラン

早大 2-1 立大

1失点で完投勝ちした早大大谷投手
早大が大谷の好投と米田の逆転2ランで先勝した。1点を追う早大は6回、2死1塁から5番米田がライトへ2ラン本塁打を放って逆転に成功、大谷が6回以降立大打線を無安打に封じた。一方立大は比嘉の本塁打で1点を先制したが、5回まで毎回安打で走者を出しながらも拙攻で追加点を奪えず早大の逆転を許した。

10/17(日) 慶大・加藤 完封勝ち
打でも4打点
1勝1敗タイ


明大 0-8 慶大

慶大のルーキー加藤の投打にわたる活躍で明大を下し1勝1敗のタイに持ち込んだ。慶大の先発加藤は両サイドを丁寧につく投球で明大打線を4安打で完封、打っても2回に先制打、8回にも無死満塁から左中間に走者一掃の適時二塁打を放ち、4打点の大活躍だった。明大は8回にリリーフ陣が総崩れで大量失点、投打とも元気なく敗れた。

リーグ戦初完封勝利をあげた慶大加藤投手
早大・宮本完投勝ち 勝ち点3

立大 2-5 早大

早大が序盤の得点を宮本が守り立大に連勝、勝ち点を3に延ばした。初回早大は3四球で満塁とし内野ゴロと秋山の適時打で2点を先制、2回には本田の適時二塁打、3回にも2点を加え序盤で5点をリードした。先発の宮本は7回に2失点したものの完投勝ち。立大は7回に3本の二塁打で2点を返したが平田の立ち上がりの失点が最後まで響いた。

適時打を含む3安打の早大秋山選手(左)と完投勝ちした早大宮本投手(右)

10/18(月) 慶大 勝ち点3
日暮、合田の継投で明大抑える

好投をみせた慶大日暮投手
慶大 6-1 明大

慶大が日暮、合田の継投で明大を6安打1点に抑え勝ち点を3とした。3回慶大は小西の適時二塁打で2点を先制、1点を返された7回には暴投で1点、8回には中村の本塁打、宮田の適時三塁打などで3点を奪ってダメを押した。一方明大は6回に齋藤達の適時打で1点差としたものの終盤に突き放された。

先制打を放った慶大小西選手
第7週 明大2勝 法大2勝
10/23(土) 明大・清代 完投勝ち

立大 1-2 明大

同点適時二塁打を放った明大原島選手
明大清代が8四球を出しながらも要所を締めて完投勝ちした。1回に1点を先制された明大はその裏、2死2塁から4番原島がレフト越えの適時二塁打を放ち同点に追いつき、1対1のまま迎えた8回に無死1塁から清水慎の送りバントを立大三塁手の有留が1塁に暴投、ファールグラウンドを転々とする間に1塁走者の齋藤達が一気に生還して勝ち越し。先発の清代は走者を背負いながらも4安打に抑え完投で今季4勝目。立大は1点を先制したものの好投の小林を援護できず失策で敗れた。なお立大多幡は2四球でシーズン最多四死球19に並んだ。
法大快勝
田中
シーズン最多本塁打

東大 0-9 法大

シーズン最多本塁打新記録の7本目の本塁打を放った法大田中彰選手

法大が田中彰のシーズン最多本塁打となる7本目の本塁打を含む9安打で9点をあげ先勝した。法大は1回、田中彰の適時打などで2点を先制、中盤にも得点を重ね、5回には田中彰が東大松岡の2球目をレフトスタンドに放り込み、過去9人が持っていたシーズン最多本塁打の6本を上回る7本目を放った。東大は中野、若松の継投の前に元気なく零封された。

10/24(日) 明大逆転勝ち 勝ち点2

明大 5-2 立大

明大が逆転で立大を下し連勝で勝ち点をあげた。2点を追う明大は4回に清水慎の犠牲フライで1点を返し、続く5回には2死3塁から西谷が甘いスライダーを右越えに2ランを放ち逆転に成功し、9回にも西谷が適時打を放ってダメを押した。明大先発の水田が6回を投げて2失点でリーグ戦初勝利。一方立大は3回に高橋泰の適時打で2点を先制したが追加点を奪えず、リリーフした明大清代に反撃を断たれ完敗。なお、立大多幡選手は1四球を選びシーズン最多四死球20のリーグ新記録を達成した。

逆転2ランを含む3打点の明大西谷選手
法大大勝 勝ち点4

法大 10-1 東大

法大が二桁得点で大勝、勝ち点を4として優勝戦線に踏みとどまった。2回法大は御手洗の適時三塁打などで4点を先制、中盤にも大引の適時打などで追加点をあげて試合を決めた。一方東大は6回に杉岡の犠牲フライで1点を返したものの失点が大き過ぎた。

先制三塁打を放った法大御手洗選手

第8週 慶大2勝
10/31(日)
リリーフで今季5勝目をあげた慶大加藤投手
慶大 優勝に王手
岡崎 逆転打を含む3打点
加藤 好リリーフ 今季5勝目

早大 3-4 慶大

慶大が逆転で早大を下し優勝に王手をかけた。2点を先制された慶大は4回、岡崎の適時二塁打で1点差とし6回には無死満塁から岡崎がセンター前にはじき返し2走者を迎え入れ逆転、なおも金森宏犠飛で1点を加えた。守っては三番手の加藤が5回を1失点で今季5勝目。一方早大は3回に山岡の適時打などで2点を先制したが6回に宮本がつかまり逆転を許し、10安打を放ちながらもあと1点が届かなかった。

逆転打を含む3安打3打点の慶大岡崎選手

11/1(月) 慶大、早大を圧倒し優勝
4回中村の2ランで逆転、6回は打者一巡
リリーフ合田好投

慶大31回目の優勝の瞬間
慶大 8-2 早大

慶大が投打に早大を圧倒して6季ぶり31回目の優勝を決めた。慶大は4回、中村の2ラン本塁打で逆転に成功、6回には打者一巡の猛攻で一気に5点を奪って試合を決めた。守ってはリリーフした合田が6回を1失点の好投みせた。早大は3回に前田将も適時打で先制したものの投手陣が踏ん張れず慶大の胴上げを阻止出来なかった。


逆転2ランを放った慶大中村主将