第1期(2016年度生)
講師

スポーツビジネスの第一線で活躍する東京六大学野球部卒業生が講師を務めます。

  出身大学 経歴、現職等 講義テーマ(予定)
  阿久根 謙司 早稲田大学 元FC東京(Jリーグ)社長、元東京ガス硬式野球部監督 スポーツビジネス
〜社長のいらない会社・自立を促すFC東京の究極の人材育成
  川口 啓太 明治大学 元明治大学野球部監督、現明治大学商学部准教授

スポーツ教育論
〜大学スポーツにおける現状と課題

  木下 博之 慶應義塾大学 株式会社ナイスガイ・パートナーズ 代表取締役 スポーツマーケティング
〜東京六大学野球のブランディングとPR戦略
  篠原 一郎 東京大学 株式会社電通スポーツ局 スポーツ2部長

スポンサーシップ
〜スポーツイベントにおける広告会社の現状

  堤 辰佳 慶應義塾大学 株式会社読売巨人軍 ゼネラルマネジャー兼編成本部長

スポーツマネジメント
〜巨人軍の未来戦略

  長瀬 良幸 法政大学 ミズノ株式会社 侍ジャパンプロジェクトリーダー スポーツマーケティング
〜東京六大学野球に対するブランド・プロモーションの現状
  羽地 健 明治大学 株式会社ジャパン・スポーツ・マーケティング代表取締役 アスリートマネジメント
〜プロ野球選手のセカンドキャリア
  平田 稔 早稲田大学 一般社団法人日本野球機構(NPB)野球運営本部長 スポーツマスコミュニケーション
〜スポーツマスコミの役割と使命
  古内 義明 立教大学 株式会社マスターズスポーツマネジメント代表取締役CEO
立教大学講師

日米スポーツ比較論
〜MLBやNCAAのスポーツビジネスから考察する東京六大学野球

  山中 正竹 法政大学 バルセロナオリンピック野球日本代表監督
元住友金属野球部監督、元法政大学野球部監督
元横浜ベイスターズ専務取締役
スポーツ組織論
〜五輪・社会人・大学野球監督の視点から考察する東京六大学野球
  渡辺 久 東京大学 弁護士 スポーツと法
〜スポーツにおける権利ビジネスの現状

(五十音順)



講師プロフィール

    阿久根 謙司

東京ガス株式会社 東京ガスライフバル推進部長

・幼少期から野球選手。
・早稲田実業高校時代は甲子園に2度出場。
・早稲田大学野球部では主将を務め、第13回日米大学野球日本代表、東京六大学野球ベストナインに2度選ばれる。
・1984年早稲田大学商学部卒業。東京ガス株式会社入社。
・社会人野球の東京ガスで活躍し、その後東京ガス硬式野球部コーチ・監督を歴任。
・2011年2月より、サッカーJリーグのFC東京(東京フットボールクラブ株式会社)社長。
・2015年1月末FC東京社長退任。東京ガス帰社。

 

  川口 啓太

明治大学商学部准教授

1977年、明治大学商学部卒業。在学時、硬式野球部に所属し三度のリーグ優勝と神宮大会の優勝を経験する。3年時には、東京六大学野球リーグ春秋連覇を達成した。その年の春季リーグでは三塁手としてベストナインを受賞。
1980年、第62回全国高校野球選手権大会に指導者として出場。また、1991年からは母校明治大学硬式野球部の指導にあたり、コーチ、助監督を経て2004年、監督に就任。その年、 春季リーグ戦で優勝、大学野球世界大会の日本代表コーチを務める。
現在は、明治大学商学部准教授、(全日本大学野球連盟評議員、選抜高校野球選考委員)。

 

  木下 博之(きのした ひろし)

株式会社ナイスガイ・パートナーズ 代表取締役

1994年熊本高校を卒業し、慶應義塾大学へ進学。
1998年三井物産株式会社に入社し、米国・中国にも海外駐在し、物資商材の輸出入、三国間商売を担当。
2004年株式会社サニーサイドアップに移り、社長直下の特命案件を担当。
中田英寿、北島康介、杉山愛らプロアスリートのサポート業務ほか、日本版ホワイトバンドや日本郵便/カーボンオフセット年賀などのプロジェクトリーダーを務め、PR部長として日本郵政グループ、日本ユネスコ等の多岐に渡る業界のPR案件に従事。
2009年株式会社ナイスガイ・パートナーズを設立、プロ野球選手を中心としたプロアスリートのサポート業務ほか、 商品ブランディングやマーケティングコンサルを行う傍ら、アスリートのキャリアアドバイザーとして東京六大学 野球連盟が主催する就職セミナーの運営協力も行う。
幼少期から野球一筋、慶大野球部4年時は副主将として、3番高橋由伸(巨人)4番木下のクリーンアップで リーグ戦優勝にも貢献。東京六大学野球リーグベストナインは2度受賞し、東京六大学選抜や大学日本代表候補にも選出。

 

  篠原 一郎

株式会社電通スポーツ局 スポーツ2部長

・1959年生まれ 愛媛県出身
・1978年     松山東高校卒業。在学中は内野手。最高位は1年秋の県大会準決勝(四国大会への代表決定戦)進出。
・1983年     東京大学野球部を卒部。在学中はほぼ内野手。最高順位は3年春のリーグ戦4位。通算安打は4本。
・1984年     電通入社。テレビ担当、ロサンゼルス勤務、営業を経て1998年よりスポーツ局。放送権、ゴルフ、卓球、テニス、選手肖像権などを担当。
・現在     本職のほか、松山東高校野球部OB会関東常任理事、アメリカ野球研究学会(SABR=Society for American Baseball Research)東京支部長、野球殿堂博物館維持会員、東京六大学野球活性化委員

 

  堤 辰佳(つつみ たつよし)

株式会社読売巨人軍 執行役員 編成本部長 兼 ゼネラルマネージャー

1965年8月22日生まれ、50歳
1984年3月 熊本県立済々黌高校卒業
1989年3月 慶応大学文学部卒業(体育会野球部主将)
1989年4月 ?読売新聞社入社、浜松支局配属
1993年7月 東京本社編集局社会部(警視庁、遊軍など)
1998年1月 ?読売巨人軍代表室
2000年6月 社会部(警視庁、通産省、公取委など)
2004年9月 読売巨人軍統括部主任
2008年4月 社会部遊軍長、警視庁キャップ
2010年5月 社会部次長(調査報道、事件担当)
     12月 ?読売巨人軍広報部長
2012年1月 ?読売巨人軍統括部長兼GM補佐
2014年3月 運動部長
2015年5月 現職

 

    長瀬 良幸

ミズノ株式会社 ダイアモンドスポーツ事業部事業販促部専任次長、侍ジャパンプロジェクトリーダー

昭和38年(1963)5月20日生
昭和57年(1982)広島市立基町高等学校卒
昭和62年(1987)法政大学経営学部経営学科卒
昭和62年(1987)3月ミズノ株式会社入社。

野球/ソフトボール(ダイアモンドスポーツ)市場への販売促進(自社ブランドプロモーション)業務に従事。
1996年アトランタ五輪、1998年世界女子ソフトボール選手権大会(シドニー五輪予選)、2000年シドニー五輪、2002年第1回世界大学野球選手権大会、2003年野球アジア選手権大会(アテネ五輪予選)、2004年アテネ五輪等における野球/ソフトボール日本代表チーム帯同及び関連業務を経験。
現職/ダイアモンドスポーツ事業部事業販促部専任次長、侍ジャパンプロジェクトリーダー。

法友野球倶楽部常任理事、事務局。

 

  羽地 健

株式会社ジャパン・スポーツ・マーケティング代表取締役

1988年明治大学文学部卒。野球部在籍中は捕手、内野手。
株式会社ホリプロで10年勤務、株式会社スポーツビズの共同経営を経て、現在は競技、アスリートのマネジメント&マーケティングを行う株式会社ジャパン・スポーツ・マーケティングの代表取締役。
 

    平田 稔

一般社団法人日本野球機構  野球運営本部長(野球振興室長、運営統括部兼務)

・1963年 4月   神奈川県に生まれる
・1987年 3月   早稲田大学教育学部卒業
・1987年 4月   共同通信社入社 編集局運動部(東京)
・1988年 12月   同 大阪支社運動部
・1991年 12月   同 福岡支社運動部
・1993年 12月   同 編集局運動部(東京)
・2002年 1月   同 編集局運動部次長
・2004年 12月   退職
・2005年 1月   社団法人日本野球機構 広報部長
・2010年 4月   社団法人日本野球機構 総務部長 (広報部長兼務)
・2013年 10月   一般社団法人日本野球機構 総合企画部長 (総務部長兼務)
・2014年 10月   一般社団法人日本野球機構 野球振興室長(総合企画部長兼務)
・2014年 11月   一般社団法人日本野球機構 運営統括部長(野球振興室長兼務)
・2015年 1月   一般社団法人日本野球機構 野球運営本部長(野球振興室長、運営統括部兼務)

 

  古内 義明

株式会社マスターズスポーツマネジメント代表取締役CEO
立教大学講師

・1968年生まれ
・1984年     福島県立磐城高校入学。1年時福島県大会準優勝、2年時甲子園出場、3年時開会式直後の1回戦で延長サヨナラ負けし、「天国と地獄」を味わう。

・1987年

   

立教大学法学部法学科入学。同時に体育会硬式野球部所属 

・1990年

    東京六大学野球秋季リーグ戦優勝や明治神宮野球大会の大学の部準優勝に貢献

・1995年

   

渡米後、ニューヨーク市立大学大学院修士課程スポーツ経営学科修了。
スポーツジャーナリストとして活動開始。“アメリカ発の視点”に立ち、日本メジャーリーガーを始め、球団関係者や代理人などと独自の人脈や情報網を確立し、これまで2千試合以上を取材したメジャーリーグ取材の第一人者。

・2001年

   

『メジャーを観て死ね』(実業之日本社)でスポーツ文壇の世界にデビュー。

・2003年

   

ジャーナリストとして唯一、松井秀喜のメジャー1年目のレギュラーシーズン163試合とポストシーズン18試合の合計181試合をすべて取材。 その後、すべてのゲームリポートをまとめた「Godzilla Watch 2003〜松井秀喜、メジャー1年目のすべて」を発売。

・2004年

   

東京スポーツ紙上で、『古内義明のMLB EXPRESS』の連載開始。

・2006年

   

J―WAVEにてNYのスタジオから、「Big League Today」のナビゲーターを務める 

・2010年

   

日本プロ野球機構のパートナーシップとなった日本コカコーラ社とアドバイザリー契約を結び、「ジョージア魂賞」の広報戦略やPR活動に参画 

・2012年

   

北海道新聞にて、ダルビッシュ選手の1年間を追う連載コラム「選究眼」を執筆 
TBSラジオ「ビビる大木のWANTED!」の『大木ちゃんのゴジラ松井に恋して』で、松井秀喜氏に関するコーナーを担当。

・2013年

   

株式会社マスターズスポーツマネジメントの代表取締役社長に就任。3月21日に、国民栄誉賞受賞となった松井秀喜氏の野球人生を描いた、『松井秀喜―献身力』(大和書房)を発売。また、日本で唯一の高校・大学を対象とするアマチュアプレーヤー向けフリーマガジン「サムライベースボール」を立ち上げ、発行人兼編集長に就任。

・2014年

   

4月14日に、ニューヨーク・ヤンキースと161億円の日本選手史上最高額で契約した田中将大と恩師の最強の師弟関係を描いた『「無敗の男―田中将大」〜強さをつくった師の流儀』(大和書房)を発売。同年秋から母校の立教大学で、日本の大学では初となるメジャーリーグをモデルとした「スポーツビジネス論〜メジャーリーグの8000億円ビジネス」というテーマで教壇に立ち、次世代のビジネスリーダーの育成に努める 

・2015年

   

朝日新聞デジタル「&」上で、『メジャー見聞録』の連載をスタート。同サイトで人気連載の一つとなる。


【TV・ラジオ出演実績】
<テレビ>
NHK:「日曜スタジオパーク」、「BSメジャー特集」、BS「日本人メジャーリーガーの群像」
  企画・構成、NHKBS「まるごとニューヨーク」
日本テレビ:「スッキリ!!」、「情報ライブ ミヤネ屋(ytv制作)」、「シューイチ」
フジテレビ:「情報プレゼンター とくダネ!」、「ノンストップ!」、「L!VE MAJOR LEAGUE BASEBALL」、「めざましテレビ」、「メジャーリーグ中継」、
テレビ朝日:「やじうまテレビ」、「スーパーニュース」、「グッド!モーニング」、 「やじうまワイド」、「報道ステーション」、「モーニングバード」
関西テレビ:開局50周年記念番組「開拓者 〜古田敦也が見たスポーツ界の革命児たち〜」 
 企画・構成、「ちゃちゃ入れマンデー」『プロになるまでにかかる費用』コーナ ー監修
BS11:「報道原人」

<ラジオ>
J―WAVE:「TOKYO MORNING RADIO」、「Big League Today」
東京FM:「タイムライン」、「クロノス」、「6Sense(シックス・センス)」
ベイエフエム:「POWER BAY MORNING」
TBSラジオ:「爆笑問題の日曜サンデー」、「荻上チキ・Session-22」、「DIG」、「ストリーム」、 「大沢悠里のゆうゆうワイド」、「ビビる大木のWANTED!」、 「プレシャスサンデー」、
ニッポン放送:「高嶋ひでたけのあさラジ!」
ラジオ日本:「古内義明のメジャーリポート」

※その他、関西テレビ、中京テレビ、東海ラジオ、青森放送、広島放送、ニコニコ動画など

【執筆及び寄稿】
<新聞>
北海道新聞『選究眼』、北海道新聞『月曜討論』、東京新聞『こちら特報部』〜大谷投手「メジャー表明」の波紋、朝日新聞『オピニオン』、朝日新聞『耕論』、東京スポーツ『古内義明のMLB EXPRESS』、産経新聞、夕刊フジ、伊豆毎日新聞
<雑誌>
「AERA」、「週刊現代」、「日刊ゲンダイ」、「Gainer」、「週刊ポスト」、「女性セブン」、「DIME」、「るるぶ〜ニューヨーク版」、「スラッガー」、「Sports Graphic Number」、「週刊文春」、「週刊ベースボール」、「月刊メジャー・リーグ」、「ターザン」、「サンデー毎日」、「R25」

【著書】
「無敗の男 田中将大『強さ』をつくった師の流儀」(大和書房)
「松井秀喜−献身力」逆境を力に変えて(大和書房)
「ダルビッシュの背負う十字架〜越えるべきメジャーの壁」(扶桑社)
「メジャーリーグのWBC世界戦略〜6000億円ビジネスのからくり」(PHP新書)
「イチローVS松井秀喜〜相容れぬ2人の生き様」(小学館新書)
「松坂大輔に120億円の価値はあったのか」(成美堂出版)
「Godzilla Watch 2003〜松井秀喜メジャー1年目のすべて」(成美堂出版)
「メジャー、俺達の誇り〜選ばれし男たちの戦場」(実業之日本社)
「死ぬまで、メジャー主義」(ぴあ株式会社)
「メジャーを観て死ね」(実業之日本社)
「メジャー監督」(筑摩書房)
「テレビでは分からないメジャーリーグビジネス」(成美堂出版)
「非公式メジャーリーグ・ボールパークガイド〜UNOFFICIAL GUIDE TO MLB BALLPARK(リクルート・イサイズスポーツ&ブッキング)


【関連書籍】
松井秀喜著『壁を打ち破る100%思考法』(PHP研究所/取材・構成) 
松井秀喜著『告白』(PHP研究所/取材・構成)

【公式ブログ】 http://ameblo.jp/msmatnyc/
【公式ツイッタ―アカウント】 MSMATNYC

 

  山中 正竹

全日本野球協会理事

1947年大分県生まれ。
大分県立佐伯鶴城高等学校を卒業後、法政大学へ進学。
1年次よりエースピッチャーとして活躍し、東京六大学リーグにおける法政大学の黄金時代を形成する大きな原動力となった。在学4年間で残した通算48勝(13敗)は、現在も東京六大学野球リーグの最多勝記録である。
大学卒業後、住友金属工業株式会社に入社。1970年から1976年まで7年連続で都市対抗野球大会に出場。1971年には新日鐵広畑の補強選手として出場し、第43回都市対抗野球大会優勝を果たす。
1981年より住友金属の監督に就任(1984年まで)。
1982年には第53回都市対抗野球大会において優勝し、1983年、1984年と2年連続で全日本野球選手権大会優勝という戦績を残す。
また、ソウルオリンピック(1988年)では日本代表コーチとして、バルセロナオリンピック(1992年)では日本代表監督として、二度のメダル獲得に大きく貢献している。
1994年に法政大学の監督に就任。退任する2002年までの間に、工学部教授を務めながら、六大学リーグに7度、全日本大学野球選手権大会に1度優勝(1995年)するなど、指導者としても法政黄金時代を築き上げた。
2003年、横浜ベイスターズの専務取締役に就任。2006年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の技術委員を務めた。
2010年4月より2015年3月まで法政大学特任教授を経て、現在は全日本野球協会理事。

 

  渡辺 久

弁護士

1988年東京大学野球部(経済学部)卒業。同年4月株式会社第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。渋谷支店、事業査部、法人企画部を経て、2000年12月に同行を退職。2001年1月、外資系コンサルティング会社のアーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社に入社。上場企業の事業戦略立案のコンサルティングに従事。同社を退職後、2007年12月弁護士登録。現在、安井・好川・渡辺法律事務所パートナー弁護士。株式会社AOI.Pro社外監査役、株式会社ダイニチ監査役、日本CSR普及協会内部統制部会委員