2002年新主将紹介 明治大学野球部主将
宮澤健太郎 (内野手・岡谷南)


 今年のチームは、昨年の主力選手がほとんど抜けてしまい、リーグ戦経験者が例年に比べると多くありません。その分チームが一つとなり全員でカバーしていこうという気持ちがありますので、まとまりのあるチームだと思います。
 又、本年度より斎藤新監督となったことで心機一転し、今までメンバーだった者も、そうでない者もレギュラーを取るために、そして神宮で勝つために熾烈な争いをしています。
 今年は打力のチームではありませんので、最小失点で抑え、接戦をものにする粘りの野球を展開していこうと思います。そして、“我武者羅”というスローガンを掲げ、荒々しく、泥臭く、貪欲に勝利にこだわっていきたいと思います。さらに、選手一人一人が強烈な勝利への執着心を持ち、「優勝するためには何をすべきか」と、各自の役割を把握し、精神力、人間力共に、他の大学に勝つという強い気持ちを持っています。
 これらの力で、8期ぶりの優勝へ向けて頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
法政大学野球部主将
後藤 武敏 (内野手・横浜)


 本年度、法政大学野球部の主将を務めさせて頂きます、後藤武敏です。昨年は春のリーグ戦優勝、秋のリーグ戦は2位という結果でしたが、今年のチームは、投手・野手ともに昨年のリーグ戦経験メンバーが多数残っており、常に『勝つ野球』・『勝つための野球』をチームに浸透させて、最高で最強のチームを作り、大学日本一を目指します。
 今年度は、チームが心を一つにして事に当たっていくという意味である「朋心」をチームの合言葉に、今年一年法政大学野球部の誇りを持って、全力で試合に向かっていきたいと思います。
東京大学野球部主将
長嶋 亮 (外野手・県立千葉)


 綿密かつ正確な分析に基づいた計画と、計画を実際の形にするだけの実行力。11月の新チーム発足以来、日々迫ってくる春季リーグ戦に向け、主将としてこの2つを念頭において練習してきました。まだまだ目先の出来事に一喜一憂する毎日ですが、チームとしては着実に力をつけてきていると思います。リーグ戦では、他大学と対等以上の勝負をし、勝利を積み重ねられるよう、理想の形をもう一度確認するとともに、それを現実のものとできるだけの実力をつけるべく、淡々と努力していきたいと思います。 「東大が強くなれば六大が盛り上がる」とよく言われますが、この言葉自体、東大がただのかき回し役に過ぎないことの証明であり、期待の言葉とはいえ正直喜べるものではありません。まずは存在をアピールする事が大事ですが、目標はその先、自分達が主役になることです。前人未到の優勝という目標に向け、どこまで近づけるか。計画はあります。多くの期待と応援、よろしくお願いします。 立教大学野球部主将
上重 (投手・PL学園)

 本年度、立教大学野球部の主将を務めることになりました上重聡です。投手で主将というのは立教大学では49年ぶりということで不安ではありますが、チームメイトと協力しながらすばらしいチームを築き上げたいと思います。ここ数年立教大学はあと一歩のところで優勝を逃しています。この悔しさを常に頭において、春季リーグ戦に向けて練習に取り組んでいます。
 21世紀を迎え、今年はサッカーワールドカップもあり、野球人気の衰えもある中で学生野球の最高峰である東京六大学が元気のないのは私たちの責任でもあります。立教大学が目指す野球は、学生野球の手本となり、学生野球のリーダーとして引っ張っていけるような存在でありたいと考えています。神宮球場でプレーできる喜びと感謝の気持ちを忘れず、全力疾走、全力プレーで、観に来てくださるお客さまに、感動を与えられるようがんばりたいと思います。応援よろしくお願いします。
早稲田大学野球部主将
越智 良平 (内野手・宇和島東)


 平成14年度主将となりました、越智良平です。
 昨年は創部百周年を迎えた記念すべき年でしたが、惜しくも優勝することが出来ず、とても悔しい思いをしました。今年は新たな百年のスタートの年として、その船出にふさわしい「優勝」を飾るべく、部員全員でその目標に向かって練習を積み重ねていきたいと思っております。また本年度は、副将が3名という新しい体制で新チームをスタートさせ、チーム全体もいい雰囲気でここまできています。今年は冬季オリンピック・サッカーワールドカップが開催されるスポーツイヤーでもあります。この流れに便乗して、東京六大学野球も自分たちのプレーで盛り上げていきたいと思います。1年間という短い間ですが、完全燃焼します。応援の程宜しくお願い致します。
慶應義塾大学野球部主将
北原 諭 (内野手・郡山)


 新チームは例年になく、ポジション争いが熾烈で、部員一人一人が高い目的意識を持ちながら、練習に取り組んでいる。このような中で、互いが切磋琢磨し合い、これがチーム全体に活気を生み出し、また、レベルアップにもつながると確信している。私が主将として出来ることは、こういったチーム状況を常に把握し、皆のベクトルを同じ方向に向けることであると思う。目標はもちろん優勝。鬼嶋新監督の下、全力でリーグ戦に臨み、慶應義塾の伝統に恥じない野球を目指したい。