第1週 早大2勝 明大2勝
9/14(土) 早大和田 16奪三振完封

16奪三振で完封した早大和田毅投手
東大0-16早大

早大打線が18安打で大量16点をあげ、守っても和田毅が16奪三振で被安打3で完封、圧勝した。早大は初回、1死1、2塁から4番比嘉から5連続安打で一気に6点をあげ、その後も島原の4安打4打点活躍などで得点をかさねた。東大は和田毅の前に7回までノーヒットに抑えられ、8回にようやく初安打を放ったものの試合にならなかった。
明大一場も慶大を3安打完封

慶大を3安打で完封した明大一場投手
明大2-0慶大

明大一場が慶大打線を3安打に完封、先勝した。明大は初回、慶大長田の立ち上がりを攻め、先頭丸山の二塁打を足掛かりに4番呉本の適時二塁打で1点を先制、9回には暴投で追加点をあげた。守っては一場が7四死球を与えたが、決定打を許さず得点を許さなかった。慶大は走者を出しながらも一場の荒れ気味の投球の前にねらい球を絞り切れず、10三振を喫した。
9/15(日) 早大大勝で勝ち点1

先制2ランを含む2安打3打点の早大比嘉選手
早大9-2東大

早大が1回戦に続き大勝して勝ち点をあげた。比嘉の2ランで2点を先制した早大は、鳥谷の3ランなどを含む13安打で9点を奪った。早大先発の越智大は7回を2失点に抑え今季初勝利、早大は春季からの連勝を8に伸ばした。東大は3回に入山のタイムリーなどで2点を返したが松家が打ち込まれ万事休した。
明大連勝で勝ち点1
岡本、牛田の投手リレー

7回を好投勝ち投手となった明大岡本投手
慶大1-3明大

明大が岡本、牛田のリレーで慶大を1点に抑え連勝、勝ち点をあげた。明大は1回、慶大内野陣の乱れに乗じて1点を先制、2回には小林真のタイムリー、4回には丸山のタイムリー内野安打で追加点を奪った。先発の岡本は安定した投球で7回を6安打1失点、リリーフした牛田は2回を無安打に抑え、慶大の反撃を許さなかった。慶大は1回戦3安打、2回戦6安打と打線が振るわず、連敗のスタートとなった。
第2週 東大2勝1敗 明大2勝1分
9/21(土) 東大浅岡 完投でリーグ戦初勝利

リーグ戦初勝利をあげた東大浅岡投手(上)
東大2-1立大

東大浅岡が完投でリーグ戦初勝利をあげ、東大の連敗を15でストップした。双方無得点で迎えた5回、東大は1死1塁から7番杉岡が左中間に先制二塁打、さらに細川の二塁打で追加点をあげた。東大先発の浅岡は立大打線に8安打を打たれながらも要所を締め、守備陣も無失策で浅岡を盛り上げた。

先制二塁打を放った東大杉岡選手(左)
明大先勝
継投で法大打線を抑える

先制タイムリーを放った明大和田貴選手
法大1-2明大

明大が継投で法大打線を2安打1点に抑えて先勝、開幕3連勝を飾った。明大は1回、無死1、2塁から和田貴の適時打で先制、さらに敵失で追加点をあげた。この2点を一場、牛田、岡本の三投手のリレーで後藤の犠飛による1点に抑えた。法大は打線が沈黙して完敗。
9/22(日) 立大が大量点で雪辱
1勝1敗タイ

立大14-4東大

3ランを含む3安打4打点の立大多幡選手
立大が大量点で雪辱、1勝1敗のタイとした。立大は1回、4番和田隼のタイムリーで2点を先制、その後は多幡の3ランなど14長短打で東大の4投手から14点をあげ大勝した。東大は小刻みに4点を返したが焼け石に水だった。
明法譲らず引分け

明大2-2法大

好投した明大岡本、法大松本祥両投手
明大が土壇場9回2死から小林真が同点ソロ本塁打を放って9回規定により引き分けた。明大は9回2死まで法大左腕松本祥に6安打1点に抑えられていたが、甘く入った直球を小林真がとらえ起死回生の同点本塁打を放った。法大は初回に佐々木の適時三塁打で先制、3回には澤村のスクイズで勝ち越したが逃げ切れず、9回裏にも1死2、3塁の好機をつかんだが後続が倒れ万事休した。
9/23(月) 東大8季ぶりの勝ち点
浅岡完投、河原決勝本塁打

決勝本塁打を放った東大河原選手
東大2-1立大

東大が河原の勝ち越し本塁打と浅岡の力投で平成10年秋の対早大戦以来の勝ち点をあげた。双方無得点で迎えた7回、東大は2死3塁から入山の詰まった小飛球をショートがグラブにあてて落球(記録は内野安打)1点を先制、同点とされた9回には2死から3番河原が多田野の甘く入ったスライダーをとらえライトへ勝ち越し本塁打を放った。先発浅岡もランナーを背負いながらも粘り強い投球で立大を1点に抑え完投勝ち。立大は8回に多幡の適時二塁打で追いついたものの、9回1死1、2塁の好機を2塁ランナーが飛び出しタッチアウトとなるなど再三ランナーを出しながらも拙攻の連続で完敗。
明大開幕4連勝で勝ち点2

リーグ戦初本塁打を放った明大宮澤選手
法大4-5明大

明大が法大を下し開幕4連勝(1分けを挟む)で勝ち点を2とした。明大は2回に原島の適時二塁打で先制、3回にも宮澤の2ランなどで3点を奪い、法大に追いつかれた7回1死1、3塁から奈須のワイルドピッチで決勝の1点を拾い、4番手岡本の好投で逃げきった。法大は7回に河野の適時打などで一度は追いついたもののそれまで。先発土居が序盤で打ちこまれたのが誤算だった。
第3週 立大2勝 法大2勝1敗
9/29(日) 立大 延長12回サヨナラ勝ち

慶大5-6立大

立大が延長12回、代打友永の適時二塁打でサヨナラ勝ちした。この回立大は先頭の和田隼が四球で出塁、バントで送り2死後代打の友永が外寄りの直球を右中間のはじき返し、サヨナラを決めた。立大は1回長田の立ち上がりを攻め、松倉良、清水の適時二塁打などで4点を先行試合を有利に進めたが、多田野が2本の本塁打を打たれるなどして追いつかれた。慶大は池辺、早川の本塁打などで4点差を追いついたが、リリーフの木下が最後に力尽きた。

サヨナラ二塁打を放った立大友永選手
法大渡辺サヨナラ本塁打
延長11回 土居完封

完封勝ちの法大土居投手
早大0-1法大

延長11回、法大渡辺が和田毅の甘く入ったストレートを強振、レフトスタンド最前列にサヨナラ本塁打を放ち、法大が先勝した。早大和田毅はこの回1死まで14奪三振で零点に抑え、連続無失点記録(52回)にあと1死でタイ、この回を零点に抑えれば新記録となる直前の痛恨の一球だった。法大土居はランナーを出すものの連打を許さず、早大を完封、今季初勝利をあげた。

法大渡辺選手歓喜のホームイン
9/30(月) 早大逆転勝ちでタイに

好リリーフをみせた早大清水投手
法大2-7早大

早大が逆転で法大を下し1勝1敗のタイとした。2点を先行された早大は3回、伊藤貴のタイムリーで同点に追いつき、4回に鳥谷の犠飛で勝ち越し、5回には鳥谷のタイムリー二塁打などで4点を追加しダメを押した。守っては4回から登板した清水が好投、6回を零封した。法大は1回後藤のタイムリーなどで2点を先行したが、雨が降り続くなか投手陣が打ち込まれた。
10/2(水) 立大 多田野完封 勝ち点1

立大2-0慶大

1安打完封勝ちの立大多田野投手
立大は2回、松倉良、清水の連打で1死1、3塁の好機をつかみ渡辺の犠飛で1点を先制、8回には1死3塁から多田野の内野ゴロの間に追加点をあげた。多田野は今季一番の出来で7回1死から初安打を許したものの、ほぼ完璧に慶大打線を抑え込んだ。慶大は打線が沈黙、好投の長田を援護できず開幕4連敗。
法大 河野 サヨナラ本塁打
早大 和田 通算444奪三振の連盟新記録

早大1-2法大

法大が9回澤村の本塁打で同点に追いつき、2死後河野のソロ本塁打でサヨナラ勝ち、初の勝ち点をあげた。法大打線は8回まで1安打に抑えられていたが、値千金の2本塁打だった。早大和田毅は9回に後藤からこの試合11個目の三振を奪い、通算444奪三振として連盟記録(従来の記録は443奪三振)を更新したが痛恨の2球だった。


法大河野選手歓喜のホームイン 通算444奪三振の新記録を達成した早大和田毅投手
第4週 早大2勝 慶大2勝
10/5(土) 早大和田13奪三振完封

早大7-0明大

2ランホームランを放った早大鳥谷選手
早大が鳥谷の2ランを含む15長短打で7点を奪い快勝した。1回伊藤貴の適時打で先制した早大は5回、四球の走者を置いて鳥谷がセンターへ2ラン、その後も武内、由田の連続タイムリーなどで一気に5点をあげて試合を決めた。守っても和田毅が13奪三振、被安打5で明大を完封した。明大はロースコアの戦いに持ち込みたかったが、頼みの一場がつかまり今季初黒星。
慶大 大量点で今季初勝利

慶大11-0東大

慶大が2本の本塁打などで大量11点を奪って今季初勝利をあげ、春季からの連敗を6でストップした。1回慶大は2四球で無死1、2塁とし池辺、早川の連続三塁打などで4点を先行、その後も5回に早川のソロ、6回に北原の3ランで着実に加点した。長田も丁寧な投球で散発4安打に完封した。東大先発の浅岡は立ち上がりに制球を乱して苦し紛れの甘い球を痛打され、結局大差で完敗した。

本塁打を含む3安打の慶大早川選手
10/6(日) 早大勝ち点2で首位に

明大2-6早大

二塁打2本を含む3安打2打点の早大田中選手
早大が好機を着実にいかして得点をあげ、三投手のリレーで明大を2点に抑えて連勝、勝ち点を2とした。早大は1回、鳥谷の適時打で先制、1点をリードされた5回には、明大の守備の乱れに乗じて田中の勝越し適時二塁打などで3点をあげて逆転に成功、6回には比嘉のソロ、7回には再び田中の二塁打で追加点をあげダメを押した。投手陣は二番手清水が好投、8回からは和田毅が登板して明大の反撃を許さなかった。明大は早大を上回る11安打を放ちながらも2回の2得点のみで12残塁の拙攻だった。

この結果、第4週で全てのチームが勝ち点をひとつ以上落す混戦模様の展開となった。
慶大連勝で勝ち点1

東大1-4慶大

慶大が結城秀のタイムリー三塁打などで東大を振り切り連勝、今季初の勝ち点をあげた。双方無得点で迎えた5回、慶大は2死2塁から松田の適時打で先制、同点とされた6回には結城秀の三塁打で勝越し、湊川の適時打なども続いて3点を奪った。一方東大は河原の適時二塁打で一度は追いついたものの、慶大三投手のリレーの前に1点でかわされた。
勝越しの適時三塁打を放った慶大結城秀選手
第5週 立大2勝1敗 法大2勝
10/12(土) 立大先勝
多田野完投、打でも活躍


立大5-2明大

立大が多田野の投打にわたる活躍で先勝した。立大は1回、2死1、2塁から松倉良の左飛をレフト宮澤が目測を誤り(記録は二塁打)2点を先制、1点差で迎えた8回には明大牛田の走塁妨害や多田野のタイムリーなどで3点を追加して突き放した。先発多田野は11奪三振6安打完投で今季3勝目をあげた。一方の明大は疲れのみえた多田野から終盤に好機をつかんだが、9回に内野ゴロの間に1点を返すにとどまった。
先制二塁打を放った立大松倉良選手
法大 河野の2本塁打などで大勝

東大1-11法大

2本の本塁打を放った法大河野選手
法大が河野の2本塁打を含む11長短打で11点をあげて大勝した。法大は1回、河野の本塁打で1点を先制、3回には押し出しや東大の守備の乱れに乗じて5点をあげて試合を決めた。東大は頼みの浅岡が大量失点では勝ち目がなかった。

10/13(日) 明大 延長戦を制してタイに

明大3-1立大

8回同点打を放った明大渡邊選手
明大が延長11回に田中嗣の犠飛で勝越し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。1点を追う明大は8回2死2塁から渡邊がこの回から登板した立大多田野から起死回生の同点タイムリー、11回は先頭の丸山が右中間三塁打でチャンスを掴み、途中から出場していた田中嗣がセンターへ犠牲フライを打ち上げて勝ち越しに成功した。立大は先発の小林弘が被安打3と好投、7回には松倉良が均衡を破るホームランを放ち、8回無死1塁から多田野をリリーフに送り逃げ切りをはかったが、渡邊への初球のスライダーが甘く入り同点打を浴びた。
法大連勝で勝ち点2
松本祥、奈須の完封リレー


法大5-0東大

完封リレーの法大松本祥、奈須の両投手
法大が松本祥、奈須の完封リレーで連勝、勝ち点を2とした。法大は2回、新里の適時打で先制、4回田中彰、6回長崎のそれぞれ適時打で加点し、7回に佐々木、藤田の連続適時打でダメを押した。守っては松本祥、奈須の継投で散発の6安打に完封した。東大は打線が振るわず4連敗。
10/14(月) 野完封で立大勝ち点2

立大2-0明大

立大多田野が松倉良の2ランであげた2点を守り切り二つ目の勝ち点をあげた。双方無得点で迎えた5回、立大は先頭の鈴木宏が内野安打で出塁、多幡のバントで2塁に送り、2死後3番松倉良が1ボールからの一場のストレートをレフトへ二試合連続のホームランを放ち2点を先制した。この2点を多田野が1安打1四球の2人のランナーを許したのみで完封した。明大は多田野の前に打線が沈黙、12三振を奪われチャンスらしいチャンスもつかめなかった。
明大を1安打完封した立大多田野投手
決勝の2ランを放った立大松倉良選手
第6週 早大2勝 法大2勝
10/19(土) 早大 青木の2適時打で先勝
和田毅 7安打完封

早大2-0立大

2本のタイムリーを放った早大青木宣選手
和田毅の好投と青木宣が2打点をあげる活躍で早大が先勝した。3回早大は1死から和田毅が中前打で出塁、田中の犠打で2進後、青木宣の右前適時打で1点を先制、9回には四球と敵失で1死2、3塁とし、またも青木宣が前進守備の1、2塁間を破り2点目をあげた。守っては和田毅が7安打を打たれながらも要所をしめて完封、優勝を争う大事な一戦に先勝した。立大はランナーを出しながらも、6回のバントのうち3回を失敗するなど、ちぐはぐな攻めが目立った。
法大 土居、奈須の継投で振り切る

リリーフで好投した法大奈須投手
慶大3-4法大

法大が土居、奈須の継投で慶大を振り切った。法大は1回に藤田の犠飛で先制、5回には藤田の適時打と敵失で2点を奪った。3対3に追いつかれた6回には2死2塁から佐々木の適時打で1点を勝ち越し、リリーフの奈須が慶大を無失点に抑える好投を見せた。慶大は6回に早川が同点の2ランを放ったが、長田がつかまり惜敗。
10/20(日) 早大も連勝、勝ち点3で首位
押し出し死球でサヨナラ勝ち

立大5-6早大

押し出しのサヨナラ死球の早大成田選手
早大が延長10回、押し出し死球でサヨナラ勝ち、両軍8投手が登板する総力戦を制して勝ち点を3に延ばした。1点を追う早大は土壇場9回、先頭の比嘉が敵失で出塁、伊藤貴の安打で無死1、3塁として武内の犠飛で同点に追いつき、10回に1死満塁から代打成田への多田野の内角へのスライダーが死球となり押し出しのサヨナラ勝ち。一方の立大は3対3の同点から7回、松倉良がレフトへホームランを放って勝ち越しに成功、多田野を登板させて逃げ切りをはかったが守りのミスが勝敗を分けた。
法大連勝 勝ち点3
奈須 連日の好リリーフ

法大6-2慶大

先制打を含む3安打を放った法大佐々木選手
法大が連勝で慶大を下し勝ち点3をあげた。法大は1回、2死2塁から佐々木の適時打で先制、同点に追いつかれた後の6回に走者二人を置いて河野がライトへ勝越しの3ランを放って慶大を突き放した。守っては1回戦に続きリリーフの奈須が好投、慶大の反撃を許さなかった。慶大は4回に菊地の2ランで一度は追いついたが清見がつかまり連敗を喫した。
第7週 明大2勝 立大2勝
10/27(日) 明大逆転で先勝

東大5-7明大

先制本塁打を放った明大丸山選手
明大が逆転で東大を下し先勝した。明大は3回丸山の本塁打で先制、逆転を許した6回には無死満塁から連続押し出しと佐藤文の適時二塁打で4点をあげて逆転、再度同点とされた7回には二番手松家から野選とスクイズで決勝の2点をあげ、3投手のリレーで振り切った。東大は6回に河原のタイムリー三塁打などで一度は逆転に成功したが、その裏浅岡が連続の押出し四死球を出すなど踏ん張れなかった。
立大 大量点で先勝
リリーフ上重 今季初勝利

法大2-9立大

今季初勝利をあげた立大上重投手
立大が集中打で逆転、大量点を奪って先勝した。法大1点のリードで迎えた4回、立大は2死1、2塁から代打間宮が左越二塁打で同点に追いつき、代打友永の2点適時打で勝越し、なおも松倉良が3ランを放って一気に6点をあげ逆転に成功、6回にも多幡、松倉良の適時打でダメを押した。守っては5回から登板した上重が無失点の好投をみせた。法大は序盤先制して優位に試合を進めるかにみえたが、4回に土居がつかまり大敗した。
10/28(月) 明大快勝、勝ち点3
優勝の可能性残す

明大6-1東大

3安打を放った明大小林真選手
明大が長打8本を含む12安打で6点を奪い快勝、勝ち点を3とした。明大は1回、浅岡の立ち上がりを攻め、先頭の丸山の二塁打を皮切りに、5本の長短打で4点を奪った。その後も小林真のタイムリー等で得点を重ね、投げては岡本、牛田、一場のリレーで東大打線を1点に抑えた。東大は5回に太田のタイムリーで1点を返したが、初回の失点が大き過ぎた。
立大土壇場で逆転、連勝で勝ち点3

立大4-2法大

3安打固め打ちの立大多幡選手
立大が土壇場9回に逆転、連勝で勝ち点3をあげAクラスを確保した。立大は1回に多幡、松倉良の連続二塁打で先制、1点を追う9回は、阪長の安打と四球で2死1、2塁とし1番間宮が右中間に逆転三塁打を放ち、自らも法大右翼手の送球ミスの間に一気にホームインして3点をあげた。守っては速水、小林弘、平田、徳の4投手のリレーで法大打線を2得点に封じた。一方法大は6回に後藤、普久原の連続長打で一時は勝ち越したものの、リリーフの亀川が9回につかまった。
第8週 早大2勝
11/2(土) 早大優勝 2季連続34回目
和田毅完投、武内決勝本塁打


慶大2-4早大

早大が2季連続34回目の優勝を決めた。2対2の同点で迎えた8回、早大は伊藤貴が安打で出塁、続く武内が1ボールからの2球目をライトスタンドへ決勝の2ランを放ち、慶大を突き放した。先発の和田毅は6四死球を与え調子が悪いながらも要所を締め被安打2で慶大打線を封じて完投勝ち。
慶大は5盗塁をからめて、併殺くずれや湊川のタイムリーで2度追いついたが、勝ち越せず目の前の胴上げを許した。早大の春秋連覇は52年振りの快挙。


早大野村監督の胴上げ

早大由田2点目のホームイン
決勝2ランを放った早大武内選手
11/3(日) 早大連勝で勝ち点4
田中、慶大を突き放す満塁本塁打

7回2失点の好投をみせた早大越智大投手
早大9-2慶大

早大が連勝で慶大を下して勝ち点を4とした。同点で迎えた5回早大は1死2塁から比嘉が適時二塁打して勝ち越し、8回には田中の満塁本塁打や比嘉の適時二塁打などで一気に6点を奪って慶大を突き放した。越智大、清水、和田毅の三投手のリレーで慶大を2点に抑えた。一方慶大は4回に早川の本塁打で一時は同点に追いつき、中盤まで接戦を繰り広げたが終盤リリーフ陣がつかまり連敗。

満塁本塁打を放った早大田中選手 勝ち越し二塁打を放った早大比嘉選手