2015秋季リーグ戦 連盟結成90周年記念始球式

2015/09/19

 東京六大学野球連盟では、2015年秋季リーグ戦において、以下のとおり始球式を行います。

 (始球式を行った方については写真を掲載しております。写真をクリックすると拡大されます。)

【第2週】
9月19日 (土)
東大 - 法大
東大OB
いで たかし
井手 峻 氏
 井出氏は、東大在学時にリーグ戦通算4勝を挙げるなど、エースとして活躍されました。卒業後は中日ドラゴンズに入団、東大史上2人目のプロ野球選手となり、東大出身選手としては唯一、公式戦でのホームランも記録しました。現役引退後は同球団のコーチや二軍監督を歴任された後、球団代表も務め、野球界の発展に尽力されています。
【第3週】
9月26日 (土)
明大 - 早大
明大OB
すぎした しげる
杉下 茂
 氏
 杉下氏は、快速球と得意のフォークボールを駆使するピッチングで、明大では主戦としてチームを先導されました。卒業後はプロ野球中日ドラゴンズ、毎日大映オリオンズでご活躍され、最優秀選手や3度の沢村賞をはじめ数々の賞を獲得するなどの功績を残されています。また1985年にはフォークボールの元祖として競技者表彰で野球殿堂入りされています。
【第4週】
10月3日 (土)
早大 - 立大
早大OB
いわもと たかし
岩本 堯
 氏
 岩本氏は、在学中、通算77試合出場、打率.276、1本塁打、38打点の成績を残されました。卒業後は読売巨人軍に入団、新人時代から活躍を見せ、後に移籍する大洋ホエールズでは大学の先輩である三原修氏の元、日本一に貢献しました。通算1000試合出場、3イニング連続ホームランの記録を残し、引退後には監督・コーチとして活躍、中でも中畑清・篠塚和典などの育成に大きく貢献しました。
【第5週】
10月10日 (土)
立大 - 法大
立大OB
しのはら かずとよ
篠原 一豊 
 篠原氏は在学中の4年間で、立大では歴代最多記録となる通算111本の安打を放ち、昭和26年には首位打者にも輝きました。また走攻守三拍子揃った好選手として、そして猛烈なファイトマンとしても人気を博しました。卒業後は社会人野球の熊谷組で活躍され、その後立大監督を4年間務められました。また、本田技研工業野球部の監督としても活躍されました。
【第6週】
10月17日 (土)
法大 - 早大
法大OB
やまなか まさたけ
山中 正竹 氏
 山中氏は在学中の4年間で、東京六大学リーグ最多勝記録となる通算48勝を挙げられました。 現役引退後は、バルセロナオリンピック野球日本代表の監督を務め、メダル獲得に大きく貢献。そして、母校・法大野球部の監督も9年間務め、リーグ優勝7度、日本一を1度達成、指導者としても法政黄金時代を築き上げました。
【第7週】
10月24日 (土)
法大 - 明大
慶大4年
かわさき あやの
川普@彩乃 投手
 川蕪且閧ヘ、駒沢学園女子高校に在学中、女子の甲子園である全国高等学校女子硬式野球選手権大会で二度優勝し、エースとして活躍しました。準優勝となった2年時の選抜大会において、ベストナインならびに最多勝利賞を獲得しています。そして大学では、憧れの神宮球場のマウンドを目指し、慶應義塾大学野球部史上初の女子選手として入部。男子部員と肩を並べ、全力投球を続けてきましたが、この秋でラストシーズンを迎えました。
【第8週】
10月31日 (土)
早大 - 慶大
慶大OB
しむら りょう
志村 亮
 氏
 志村氏は在学中、5試合連続の完封勝利、および53イニング連続無失点記録を挙げ、これら2つは現在も東京六大学リーグの最多連続記録となっています。また、4年間で31勝を挙げ、3度のベストナインに輝いています。1年時には慶大の10勝無敗の完全優勝にも大きく貢献し、慶應義塾のストッキングに2本目の白ラインを加えました。